NSCAカンファレンスに参加して-トレーニング効果を出すための新たな視点-

NSCAカンファレンスへの参加

先週末の土日にNSCAカンファレンス2025に参加してきました。
CSCS取得2年目にして初めての参加でしたが、様々な方のお話を聞けて大変勉強になりました!
より選手のパフォーマンスアップに貢献するには、もっと学びを深めていかなければと痛感した2日間でした。
少しアウトプットを兼ねて学びを整理しようと思います。

最大限の効果を出すための”人間関係”と”仕組み化”

S&Cコーチの役割は主に”競技パフォーマンスの向上の手助け(ポテンシャルを高める)”と”傷害予防”で、
チームや選手のニーズを聞いてそれに対してプログラム作成やフォーム指導、疲労管理などを行うという解釈で活動をしています。
その中で、なるべく根拠のあるプログラム作成をして「これには○○な効果が期待できる」と説明をしてもモチベーションが上がらずやらなかったりする選手もいました。
メニューを組んだ側からしたら「やらない理由が見つからないのに」と思いつつ、「自分の伝え方を改善しなければ...、どうやればやってくれるか...」と考えていました。

人間関係が与えるトレーニング効果への影響

しかし、選手の持つ潜在能力を引き出すのに重要なのは良いプログラムではなく”関係性の構築”であると山口さんや佐々部さんの講義を聞いて改めて感じました。
関係性があれば信じてメニューに取り組めるし、本音で対話ができることで選手の課題や効果に対する不安を引き出すことができ、適切な課題解決や効果の説明ができるようになります。
逆に関係性がなければ信じ切ることができず全力でトレーニングに打ち込めないし、選手の本音を聞けず課題解決に繋がらない可能性もあります。それによってさらに信用を失うという悪循環になってしまう可能性もあります。

人間関係構築における”タッチ”

スポーツ経験者なら誰かとハイタッチをするという機会があったと思います。
ゴールを決めて喜びを分かち合う時、胸を躍らされるスーパープレーの時などでよく見られますが、今回の講義でタッチというのは関係性を深めるうえでとても重要だと実感しました。
タッチをすることで「自分を認めてくれている。チームの一員と見てくれている。」と実感できて仲間意識が生まれると思います。
実際、S&Cコーチと選手はチーム内では役割が分かれているのでその間に一つ壁みたいなのがあるのが当たり前かと思います。しかし、タッチをすることで共に戦う仲間という認識が生まれてひとつ深い関係を築けるのではないかと思いました。握手なども良いかもしれませんね。
今まで人間関係の構築に”タッチ”という選択肢がなかったので使っていきたいと思います。

仕組み化によって自分の意志で成長できる環境づくり

さらに、最大限の効果を出すための方法としてマネジメントが重要で、その中でも”仕組み化”が重要だと知りました。
私たちは人間である以上人間関係の相性や得意不得意があったり、月1での指導などでマネジメントが難しかったりすることがあると思います。
そういった場合にどうすれば最大限の効果を引き出せるか。それが仕組み化。
選手が成長を実感して「さらに成長したい!」と思わせることができれば、事細かく言わずとも成長していくことができます。
例えば、成長を可視化して実感させる/トレーニングフォームがしっかりできているかの基準を作成し選手同士で指摘しあえる/パフォーマンスアップに必要な知識を与えて普段のトレーニングの意図を知ってもらうなどが挙げられます。
まだまだ自分は仕組み化が足りず、選手が成長を実感し自主的に取り組むという環境づくりができていないと感じるので試行錯誤していこうと改めて思いました。

最後に

今回のNSCAカンファレンスではパフォーマンス向上に関する知識・技術面での学びがたくさんありましたが、私としてはマネジメントについて改めて考えなくてはならないなと感じた会でした。
常に自分に矢印を向けて、改善できるところを見つけながら選手のパフォーマンス向上に貢献していきたいと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました!

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